佐賀県白石町の古民家で、一期工事を行いました。

佐賀方面に行く場合、良く使う峠道です。　前日からの雪で、早朝の路面は圧雪状態

もちろんスタッドレスタイヤで走行しています

こんな車両ともすれ違います

雪を心配していたものの、現場周辺は積雪も無く、いつも通りに作業を開始

築200年近いのですが、葺き替えたばかりの屋根に大胆な穴あけ加工を行います

梁組が美しい天井に上り、こちらも大胆にカットです　もともとは小屋裏でした。

屋根の断面は不燃材で被います。

煙突を固定し・・、

鉛直を確認　→　OK

アルミ製インナーフラッシングをルーフィングと一体化し・・、

鉛フラッシングと瓦を一体化させます

天井内は不燃材で全て被います。

化粧板を取り付け、煙突を吊り下げる様に取り付けます

鉛直の確認　→　OK

築200年程の古民家に無事、煙突の設置が完了しました

次回は二期工事（薪ストーブの設置）です、どんなモデルか乞うご期待！

福岡県飯塚市の新築住宅で、一期工事を行いました。

一度葺いた板金屋根を丁寧に剥がして行きます

長尺（9ｍ）の一枚物なので、代わりが無く失敗は許せません！

そして屋根の穴開けです。

既に、小屋裏の防火区画の造作は終わっています。

正確に位置出しをして、大胆に丸ノコでカットです

防火区画が現れました

数ミリの誤差も無い完璧な位置出しです

早速、煙突をセットします。

今日は何だかギャラリーが多いですね

ルーフサポートを使い、煙突を固定します。

この部品で、煙突の鉛直・高さ・水平位置の全てを決めます

板金屋根と相性の良い、ステンレス製フラッシングを取り付けます。

なんだかとても良い感じで納まっています

煙突が決まると板金屋根の復旧です

不要な部分を金切りバサミを使い「あらよっと」大胆にカットします！

細かい部分は丁寧にカットして微調整です

割付も完璧だし、まるで元々あったかの様に美しく収まりました

これで外部の煙突工事は完了です

そして内部はと言うと・・、

小屋裏の防火区画内にサポート金具でガッチリ固定します。

これで一期工事の全ての作業が無事に完了しました

さて、どんな薪ストーブが納まるかは二期工事までのお楽しみです

佐賀県嬉野市の新築住宅で一期工事を行いました。

早朝の現場に到着！

雲にさえぎられた朝日に不思議な現象が

思わずパチリ！

その朝日に照らされる今日の現場です

しかし天気予報は雪！　急がねば

屋根の開口位置が決まりました！

早速、棟梁にカットしていただくのですが、なんとなく忍びないものです

開口部に補強を施し煙突の取り付けです。

屋根を貫通する一本目の煙突を固定します。

雲行きが怪しくなってきました

取り付け精度の誤差は2mm以下と言ったところでしょうか

アルミ製フラッシングに防水テープを貼り、見えなくなるところもバッチリ止水です

恐らく、この状態でも雨漏りは無いでしょう。

もちろん瓦が載るので、相性が良いアウターフラッシングを取り付けます。

雨仕舞い丸トップを固定して外部の煙突工事は完了です

後は現場の瓦屋さん、宜しくお願い致します！

内装工事が終わる頃、二期工事（薪ストーブの設置）に伺います！

時折雪が舞ったり陽がさしたりと、変わりやすい天気でした。

しかし帰り道で突然の吹雪 　福岡に近付くにつれ景色は白銀に！

スタッドレスタイヤを履いているとは言え、過信は禁物。

安全運転・安全施工をモットーにファイヤーワールド号は走り続けます

佐賀県佐賀市の新築住宅で、薪ストーブの二期工事を行いました。

お引渡し直前のタイミングで工事を行いました。

空気層を持ち、しかも空気取り入れ口を持った遮熱壁が仕上がっています

炉台はフローリングとフラットで使い易そうですね　完璧です！

一期工事で納めた煙突は遥か上空

長梯子を掛けて、慎重に煙突を延長して行きます。

防火区画内の下部で煙突を固定することにより、これで二点支持となります。

支持点を二箇所以上取ることで建築と一体化できるのです

煙突がだいぶ下りて来ましたので長梯子から脚立にチェンジです。

ここで薪ストーブ本体の搬入です。

折りしも、外構工事の真っ只中

しかし、ファイヤーワールド号のパワーゲートを使えば難なくクリアできます

搬入された薪ストーブは、バーモントキャスティングス社 アンコールです

設置が完了したアンコールです。

ウォーミングシェルフもセットされ、とても存在感がありますね。

三点目の支持金物が見えていますね　これで煙突の固定は完璧です

それにしても、広い炉台がとても使い易そうです

この日は予報通りの雨模様　屋根上の作業でなくて良かったあ。

とは言え、本日の作業は無事に完了しました。

お引越しが終わる頃、火入れの日を迎えます。　楽しみですね

福岡県粕屋郡の既設住宅で、薪ストーブの全工事を行いました！

今回、薪ストーブの設置位置はここ、パソコンとプリンタがある辺り・・。

そこで思い切って作り付けのテーブルをカットします！

カット面を鉋で仕上げ・・、

塗装を施し丁寧に仕上げます

これで薪ストーブ本体を壁に近づけて設置できます。

さて、屋根の上では瓦の解体と穴開けが進んでいます

天井にも穴が開きました

小屋裏に煙突が露出しないように防火区画を造作します。

定位置に煙突を固定して・・、

アルミ製フラッシング、

その上に、鉛製フラッシングを取り付け二重の雨仕舞い対策です

瓦の復旧が完了し、煙突が最初から有ったかの様な仕上がりです

天井内にもガッチリと煙突を固定します！

チークのフローリングを活かす為にオーナー様が選択したのは、強化ガラスのフロアプレートです。

そしていよいよ薪ストーブの搬入！　急な坂道を、台車に載せられた薪ストーブが登って行きます

カットしたテーブルと相まって見事に納まった薪ストーブは、デンマーク製 SCAN社 CI-8GLCB です。

シンプルなデザインと美しい燃焼が人気の中型モデルです。

テーブルは、少し切り残す事で、全体の強度を落とす事無く薪ストーブの定位置を演出しています

すると待ってましたと、幼稚園から戻って来た子供達が加工したテーブルの強度試験を行ってくれました

結果は、もちろん合格です

そして、皆が楽しみにしていた火入れです

おめでとうございます！　無事に火が入りました！！

それにしてもテレビなんかより子供達を引き付ける薪ストーブの吸引力

その力はどこにあるんでしょうね？

本年も宜しくお願い致します。

本ブログでは、色々な住宅への設置例を工事中心にご紹介して参ります。

2014年最初の仕事は、長崎県佐世保市の現場でスタートしました。

高速道路から見える、佐世保港の夜明けの様子です

さて現場は、新築住宅の二期工事です。

二期工事とは、室内煙突と薪ストーブ本体の設置がメインの作業となります

煙突をオフセットします

屋根上のソーラーパネルや構造の母屋等、薪ストーブの設置位置によっては、

煙突を曲げることで適正位置に対応できます

実は、煙突がここまで下りてくるのに数時間掛かっています

断熱煙突は重量があり、曲げると部品が増えジョイント部の強度が落ちます

しかし何所で補強を取ると確実に固定できるか等、建築の構造を確認しながら作業を進めて行きます

そうする事で、ストレート（曲がりなし）と何らそん色ない施工精度を実現します

ここで薪ストーブ本体の搬入です

バーモントキャスティングス社の新アンコール、今回はベランダからお邪魔しま～す！

仮置きをしてみます

旧タイプに比べ159kg→215kg　なんと56kg重くなりました

さて、新アンコールはここが新しくなりました

触媒までのアクセスが僅か10秒ほどです

オーナー様でも簡単に点検が出来ます

全ての作業が終わり完成です

そして早速、オーナー様より火を入れて頂きました！

今日は一回目の慣らし焚きです。

あと4回程行えば、本格的な連続運転が可能となります

そして実は、本日がお引越しの日でした！

新しい年、新しい家、おめでとうございます

福岡県大野城市の新築住宅で、煙突の設置工事（一期工事）を行いました。

日中は汗ばむ陽気に恵まれたクリスマスの日です

今回はちょっと複雑な煙突の取り回しです。

先ずは下屋の瓦の解体からスタート！

法令の防火区画を造作する際、垂木のカットと補強が必要です

開口から壁に埋め込まれたメガネ石が見えます

壁の補強や先行工事等、事前の打ち合わせを行うことでスムースに工事が進みます

たかが煙突工事と侮ることなかれ、工数が増えると建築工事全体のコストが上がります

事前打ち合わせは大事です！

さて、一本目の煙突の固定ができました

これが決まれば、8割完成したも同じです（気分だけ）！

アルミ製のインナーフラッシングを取り付け・・、

鉛製のアウターフラッシングを重ねて取り付ければ、二重の雨仕舞いです

煙突上部の固定は、垂木を利用した特注ブラケット下地を用意しました

事前に垂木のピッチを実測しステンレスで製作したものです

オーダー品故、美しく納まります

瓦の復旧が終わり、下屋の屋根雨仕舞い工事が完成しました！

外壁と天井に化粧板を取り付け煙突工事も完了です！

色が白い垂木が補強部位で、塗装をして仕上げます。

室内側の作業はここまで、壁の仕上がりを待って二期工事です。

保温と調湿に優れる昔ながらの土壁は、薪ストーブとの相性が抜群です

本年最後の現場が無事に終わりました。

お世話になりましたお客様、並びに関係者の皆様、そしてブログを見て頂いた薪ストーブファンの

皆様には、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

本年はありがとうございました。

また、来年も宜しくお願い致します。

尚、年内の営業は12月29日まで。

新年は1月7日（火）より営業致します。

それでは皆様、良いお年をお迎え下さい！

大分県日田市の既設住宅で、薪ストーブの全工事を行いました。

見事な紅葉も終わり、落ち葉の絨毯が美しいお宅です

リフォーム工事に合わせて薪ストーブを設置します。

瓦を取り外し、屋根の開口を行います。

開口部には補強を行い、防火区画を造作します。

煙突の固定後、アルミ製インナーフラッシングを取り付けます。

その上に鉛製アウターフラッシングを被せ、二重の止水対策です

瓦の復旧が終われば、外部の雨仕舞いが完了です

小屋裏を通過した煙突が天井まで下りてきました

その下では、とてもとても立派な炉台が薪ストーブの搬入を待っています

炉台のラブコールに答えて、オータムカラーのイントレピットⅡが登場です

薪ストーブの搬入後、煙突の接続を行うと、これにて工事が完了です

そして後日、火入れを行いました。

いろいろなアクセサリーが並ぶと、広い炉台もちょうどいい広さになりました

リビングがとても広いので良いバランスです

冬に間に合いました！

福岡県粕屋郡の既設住宅で、薪ストーブの全工事を行いました！

今回の煙突プランは壁出しです。

「この辺りに置きたいのだが・・」と、お客様の要望をお聞きして設置位置を決めます。

建築図面が無い場合は、小さな穴を開けて内部の様子を確認します

内部に構造物があった場合は、メガネ石を加工して所定の位置に納めます。

今回は、とてもスムースに納まりました

外部も着々と取り付けが進み・・、

アッと言う間に外部の煙突が完成です

さて、ここで再び登場するのは、前回に引き続き力持ちのクローラー

急で長い階段を難なく登って行きます

こちらも、アッと言う間にリビングの搬入口に到着！

ガラスフロアプレートにストーブ本体を載せ、煙突と接続する瞬間！

1mmの誤差も有りません

計算と施工精度の正確さが成せる技（自画自賛）、気持ちイ～ッ

薪ストーブは、デンマーク製 morso社の1442CBです。

小型ながらも対流式の優れた薪ストーブです

早速、オーナー様に火を入れて頂き、その僅か15分後には二次燃焼が始まりだしました。

ミニオーロラ（笑）も発生し、本当に美しい燃焼の様子を楽しめます！

熊本県天草市の既設住宅で、薪ストーブ全工事を行いました！

早朝の266号線！　明け始めた空と街路樹が、何だかとても南国気分です

三角大橋を渡り、天草パールラインに入ります。

更に、天草2号橋を渡るのですが、この2号橋はアーチとトラスの組み合わせが美しい橋です

福岡を出発して4時間、天草市の現場に到着です

設置場所はキッチン！　しかもレンジの並びで、ダイニングテーブルの隣です。

つまり、薪ストーブクッキングには最適な場所です！

こちらの住宅の築年数は約100年との事　補強を入れながら慎重に煙突を固定します。

アルミ製のインナーフラッシングを取り付け・・、

鉛製のアウターフラッシングを取り付け、二重の雨仕舞い対策です

天気に恵まれました！

100年前の住宅でも、防火区画をしっかりと造作し、断熱二重煙突と組み合わせる事で、安心して薪ストーブを

使用する事ができます

さあ、薪ストーブの搬入です！　広い土間を抜けてキッチンに向います

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　うりゃ！

画して、50kg以上も重くなった新型アンコールは無事に納まり、早速火が入りました

ファイヤーワールド福岡はとても足が長いので、九州・山口はもちろん離島にも伺います

さて、帰りも4時間、安全運転でのんびりと行きましょう。