2011.08.05 真夏の現場紹介(その2)

前回に引き続き、真夏の現場紹介ですcool

今回は炉台の造作と薪ストーブの搬入をレポートします。

 

IMG_8519.jpg

このエリアが薪ストーブが収まる炉台です。

あらかじめ作図しておいた図面を元に、地墨を描きますblush

 

IMG_8542.jpg

檜の廻し縁でアウトラインを決め、十分な補強を行います。

また、遮熱壁は25㎜の空気層(大変重要!)を取るために下地の不燃ボードを浮かせて固定しますyes

 

IMG_8621.jpg

オーナー様は家族会議を行い、レンガの風合いや色が決定されました。

そのデザインに従いタイルを貼り込んでいきます。

左官工事職人の腕の見せ所です!

弊社は一般建設業の他、タイル・レンガ・ブロック工事の建設業許可を有しています。

薪ストーブ工事の際は、炉台の造作工事も安心してご用命くださいwink

 

IMG_8640.jpg

床は磁器タイルです。

適正な目地を取りながら慎重に貼りこみます。

 

IMG_8650.jpg

完成です!

養生のため、最低3~4日加重を掛けないようにします。

 

IMG_8654.jpg

既設の柱と壁を生かした美しい収まりになりました。

しかしその裏には、建築本体を薪ストーブの輻射熱による低温炭化を防ぐ目的があります。

発熱・蓄熱・遮熱・断熱と、目的に応じて熱作用をコントロール出来るのは薪ストーブの専門店ならではですlaugh

 

IMG_8725.jpg

それから数日後、薪ストーブの搬入・設置を行いました。

190㎏の薪ストーブも、油圧リフトで安全に搬入ですyes

 

IMG_8732.jpg

薪ストーブは、ベルギーの名門  ドブレ の 640CB です!

高品位な鋳物を鋳造する事が出来るメーカーで、その技術は燃焼や表面の仕上げに表れています。

このモデルは正面の他、右サイドに小振りなドアが装備されています。

薪を投入する際に空気の流入を最小に抑え、薪ストーブ本体の温度低下を防ぐメーカーの工夫ですcheeky

右ドアへのアクセスを考慮し、薪ストーブ本体を左寄りに設置しました。

是だけ広いと、ストーブアクセサリーも余裕を持って置けます。

火入れ式は秋の虫たちの声が聞こえる頃、楽しみですね。

 

 

最新情報   投稿者 : mnonaka

真夏の火入れ式 祝!棟上げ