2017.08.05 軒との取り合い(2)
福岡県春日市の新築住宅で、薪ストーブの設置を行いました!
今回の煙突は、壁出しのプランです。
外壁をカットすると、予め取り付けておいたメガネ石が顔を出しました![]()
専用の部材を使用して、重量がある断熱二重煙突を固定していきます。
しかし、煙突をストレートに上げた場合、壁との離れがこの距離だと軒に干渉します![]()

あれれ、干渉していない![]()
そうなのです、最初から軒を貫通する設計なのです!
今回の場合は、破風と雨樋をカットしないプランです![]()
やはり煙突は、コストや施工強度・メンテナンスの面からストレートが理想です![]()
(尚、屋根にはソーラーパネルがあり、スペース的に屋根を貫通することはできませんでした。)
軒を見上げるとこんな感じです![]()
建築との一体感がありますね!
さて、薪ストーブの搬入ですが、折りしも外溝工事とバッティングです
(良くあることです)
コンクリートミキサー車の間をくぐって台車を押します!

吹き抜けの土間に納まった薪ストーブは、デンマーク製 モルソー社 7110CB です。
隠れた名品です![]()
オーナー様、火入れの時までしばらくお待ち願います!




