福岡県筑紫郡の現場をご紹介します。
現場ではリフォーム工事が進んでいました。
一口でリフォームと言っても大小ありますが、こちらは屋根と柱以外のすべてを改装する大工事です。
そして、薪ストーブ設置のために一部増築です(モルタル壁部分)。
屋根に上って大工工事です。
作業をしているのは、なんとこの家のオーナー様![]()
貫通部の煙突位置と高さが決まりました![]()
いろいろなファスナーを使い、煙突を確実に固定していきます。
アルミ製インナーフラッシング(写真)+鉛製瓦フラッシング+ストームカーラーを取り付けて瓦を復旧します。
丸トップを取り付けて、屋根の雨仕舞工事が完了しました。
(右手奥の方にはビワがたわわに実っています)
屋根の上からは、自然豊かな風景が望めます。
薪ストーブライフには、とても羨ましい環境ですね![]()
薪小屋を作りました。
と、言っても1/10の模型です
薪ストーブを導入予定のお客様より「本格的な薪小屋も欲しい!」とご相談を受けました。
スケッチと合わせて打ち合わせに使用します。
2x6材を使った構造設計なので、模型では2㎜x6㎜の材を切り出して使用しました。
実際のサイズは、W3,000xH1,800xD1,200と、なり約6立米の薪を備蓄できます。
棚もあり、斧やチェーンソーなどを置くことが出来ます![]()
ちょっと薪の話・・。
薪ストーブのサイズを問わず薪の長さは30cmのサイズで、7~8cmまで割るのが理想です。
割りやすく、女性でも運びやすい事が理由です。
さらに薪を積むときは、割った面を上に向けて積みます。
そうすることで、薪の乾燥が早く進みます。
こちらは本物!
薪がぎっしりと詰まった薪小屋を見ていると、なんだか安心します
よく乾燥した薪があれば、暖かい冬を過ごすことができます。
さぁ、薪作り頑張りましょう!!
昨年施工したSCAN社 CI-8GLのメンテナンスに行ってきました。
先ずは、一本目の煙突を外し、室内よりブラシを使って煙道内の掃除です。
掃除袋を使うと室内が汚れず便利です![]()
左:掃除前(1~2㎜位の煤が付着しています) 右:掃除後(煤をキレイに除去できました)

私は仕事柄、また薪ストーブのユーザーとして何処に行っても薪の事が気になります。
これは、岩手県葛巻町の森林組合で薪の生産をしている様子です。
割った薪はすぐに積み上げないで、1~2週間位野ざらしにします。
そうすることで余分な脂分が抜け、虫が付きにくくなるのです。
薪は適度な大きさ(7~8cm)まで割り、積み上げなくては乾燥が始まりません。
しかも、割った面を上に向ける事が重要です。
丸太のままでは何年置いても乾燥しません
やがて腐ります
ここまで気を使い、手間隙をかけてできた薪は本当に宝物です。
寝ても覚めても頭の中は薪の事で一杯!
食事の時も・・・・あれれ、とうとう薪に見えてきました。
夕食の一品「ごぼうの甘煮」でした。
煙突掃除は、年に1回以上行いましょう!
煙突掃除は、1本目の煙突を外して室内よりブラシを使って行います。
掃除袋を煙突に取り付けてブラシを通すと、室内が汚れません![]()
外部煙突の場合は、ロッキングプラグを外してブラシを通します。
専用のブラシとロッドは、途中のエルボー(45°まで)も難なく曲がって進みます。
<掃除前>
煙突トップ部分の内部の様子です(長さは7m)、わずかに1㎜程ススが付着しています。
良く乾燥した薪(コナラ)10立米を5ヶ月間焚いた(アンコール触媒式)状態です。
断熱二重煙突は断熱性能が高いので、煙を高温のまま排気する事ができます。
そのためススの付着を最小に抑えます。
<掃除後>
乾燥した状態のススは簡単に除去する事ができます。
煙突掃除グッズを各種取り揃えています。
また、ファイヤーワールド福岡にて施工のユーザー様には、メンテナンスのご案内ハガキを出しています。
メンテナンスのご依頼やご不明な点等、ございましたらどうぞお気兼ねなくお問い合わせ下さい
シーズンを終え、ススやタールで汚れてしまったガラスをクリーニングしましょう!
ガラスクリーナー・ジェルは、ヤニの様なしつこい汚れに有効です。
布などに適量を付け、汚れた部分を直接磨き取ります。
ジェルタイプは、シリコン膜ができるため次回の掃除が楽になります
リキッドは汚れたガラス全体にスプレーします。
その後、ペーパータオルや布などで汚れを一緒に拭き取ります。
水性で環境に配慮された製品です![]()
左より、ガラスクリーナー ジェル¥1,890 ガラスクリーナーリキッド水性¥2,730 各当店で取り扱っています。
さて、続いて二次燃焼システムに触媒を用いた薪ストーブの点検です。
炉室内部のスロートフードを取り外します(写真はアンコール)。
ちょっと「知恵の輪」の様な構造ですが、要領を得ると簡単に取り外せます。
すると、セラミックボックスの中に触媒が見えます。
煙の通路となっている格子の穴が詰まってないか点検です。
薄く積もった灰などは掃除機で優しく吸い取って下さい。
(写真は、5ヶ月間に良く乾燥したコナラを10立方焚いた状態です)
同時に破損や消耗が無いかも確認です。
ダメージがある場合や、判断が出来ない場合はファイヤーワールド福岡までご連絡下さい。
スロートフードを取り付けて触媒の点検は終了です。
福岡県福岡市の現場紹介です。
棟上が終り煙突囲いの構造が良く分かります。
この中に煙突を吊り上げて施工(煙突トップまで10m)していきます。
なんとその工法は、「スカイツリー」最上部(634m)のアンテナ取り付けと同じです!
(う~ん、だいぶ規模が違いますね)
防火工事が施された囲い内に、断熱二重煙突を設置します。
外壁に沿って煙突は天井内でオフセットされます。
薪ストーブはバーモントキャスティングス社 アンコールエバーバーンです。
炉台左側のドアからは、薪を直接搬入出来るように設計されています。
オーナー様のこだわりです![]()
ファイヤープレイスが大きく張り出しており、建築的にも特徴がある外観になっています。
薫風のもと無事火入れ式を行いました。