薪ストーブユーザー(特に男性)の皆さま、本日はホワイトデーでございます
パートナーへ、日ごろの感謝の気持ちを込めて、手軽できる薪ストーブクッキングを実践してみました!
(何を余計な事をやってくれたんだ!!)
と、言いますのも、ショールームのご近所さんから庭木の 甘夏を沢山頂いたのがきっかけです
なにか美味しく調理できないかなと、考えたあげくにピールを作ってみることにしました!
使うのは甘夏の皮だけ。
身はジュースにして飲みました
三温糖を適量入れ、薪ストーブ(morso1448)の上で・・・、
途中アンコールに乗せたり・・・、コトコト煮ること約5時間。
立派なピールが出来上がりました
ついでにラム酒とグラニュー糖をまぶして、オレンジピールを作ってみました。
ウォーミングシェルフで乾燥させれば出来上がりです!
さて、今回の本命はここから!
ケーキ作りにエスカレート 無塩バターを卵でといて・・・、
砂糖とラムレーズン、細かく刻んだピールを加え・・・、
オーブンで焼くこと40分! なんと、美味しそうなフルーツケーキが焼けました
ラム酒を塗って、冷蔵庫で冷やすと更に美味しく化けます!
初めて作った割には上出来の味でした
九州では、薪ストーブシーズンもそろそろ終盤。
炉内をオーブンとして使ったり、最大出力を出さなくても良くなってきた薪ストーブの楽しみかたです
東日本大震災発生より、今日で5年が経ちました。
5年と言う時間は平等に過ぎ去って行きますが、感じ方は人それぞれだと思います。
特に被災した方々は、日々の不安定な生活の中で大変な苦労を強いられ、時間の経過を
長く感じていることと思います。
幸い、九州地方では地震の影響もほとんど無く、仕事も生活も変わることなく続けてくる事ができました。
そんな九州から筆者のできることと言えば、被災地に思いを馳せ復興を望むこと位です。
ただその様な中、一冊の気になる本に目がとまりました。
東北学院大学の学生達が、卒論にまとめた震災の記録プロジェクトを本にしたものです
この本では、タブー視されがちな「死者」に対して、震災の当事者達はどう向き合わなければなかったかを
明らかにしています。
特に「霊性」と言う、一般的には捉えることが難しいテーマを、多方面より考察しています。
物理的な復興は、ニュースを見れば知る事ができるでしょう。
しかしこの本には、報道では知ることができない震災の当事者達の心の情動が記録されています。
学生達による、膨大なフィールドワークから導き出された考察には、説得力がありました。
最近、ハマッた一冊です!
これから5年、10年と続いて行くであろう物理的な復興事業。
しかし今後は、被災した方々の「心の復興」に光をあてて行くことが大事でしょう、きっと!!
以上、番外編でした
福岡県福岡市の既設住宅で、薪ストーブの全工事を行いました!
現場には、市営渡船のフェリーで向かいます
そうなんです、行き先は博多湾に浮かぶ小さな島、能古島なのです
春の陽気に恵まれたこの日、セーリングを楽しむヨットを何杯か見かけました。
そして、わずか10分で島に到着!
日常の交通手段となっており、徒歩や自転車のお客さんと下船です
さて、現場に到着です。
今回は、煙突を壁出しにするため、もともとあった穴を利用してメガネ石を壁の中に納めます。
メガネ石が、所定の場所に固定されました。
外部では、壁面に煙突固定用のブラケットを取り付けます。
外壁より、断熱二重煙突を差し込み・・・、
雨仕舞い丸トップを取り付けたら、外部煙突が完成です!
さあ、薪ストーブの搬入ですが、設置場所は2階のリビングルームです
手持ちで階段を上がるしかないので、可能な限り部品を取り外し、軽量化に努めています
リビングに到着!
外装パネルを組み付け、煙突と接続すれば、設置が完了です!
薪ストーブは、デンマーク製 スキャン社 アンデルセン10 です。
大型の対流式ストーブで、大きな窓からは美しい炎を見る事ができます
ある晴れた日曜日、福岡市近郊の島へ、現場の下見に行きました!
乗船する船が入港してきました
早朝と言うこともあり、乗船した車両は私のバイクのみ
オーナー様より「車よりフェリー料金が安いし、島内も狭いのでバイクが良いですよ!」と、言うアドバイスを
頂いていたのでした
春の博多湾はとても穏やかです
港に到着すると、なんとオーナー様がバイクでお出迎え!
現場まで、ショートツーリング気分です
ヘルメットがお揃でした(笑)!
薪ストーブの設置場所は2階南側!
しかも、屋根材はチタン鋼板のため特殊な納まりで穴を開けることができません
そのため煙突を壁から出すのですが、照明灯具や何かの支柱が邪魔になりそうです・・・
でも、なんとかなるでしょう
調査終了後、フェリーの時間に合わせて島内を一周しました。
島の北端から望むと、博多湾とその向こうに玄界灘が広がっているのが見えます。
島内の公園では、春を知らせる水仙の花が見ごろです
福岡の方なら、ここは何と言う島かもうお分かりですよね
福岡県太宰府市の新築住宅で薪ストーブの設置を行いました!
現場にほど近い太宰府天満宮の境内には、見事に花をつけた梅を見ることができます
右の奥、白い花が有名な「飛び梅」です!
さて、現場では・・・、内装工事が終わったタイミングで、室内煙突の取り付けです
2階の天井より室内煙突を接続して行きます。
1階の炉台まで煙突が下りて来ました
なんとこの炉台、オーナー様がセルフビルドしたものです
台車に乗った薪ストーブは、ノルウェー製 ヨツール社 F3です。
炉台まで台車に乗って到着です
比較的軽量な薪ストーブ(124kg)なので、せーのッ!の掛け声で、台車から下ろします
朝から、設置の瞬間を待ち構えていたオーナー様により、無事に火が入りました
我々も、一番ほっとする瞬間でもあります。
春の訪れとともに、薪ストーブシーズンも終盤となってきました
福岡県久留米市の新築住宅で、二期工事を行いました!
現場は水天宮に近く、筑後川を望む風光明美なところです。
ここは全国の水天宮総本山でもあり、妙にスタイルが良い狛犬がお迎えしてくれます
さて、現場ではクリーニングも終わり建築工事も最終段階です!
薪ストーブ工事は、比較的ハードな作業があるので、細心の注意を払い施工を進めます
こちらは室内煙突の最上部、ロフトの天井です
棟に近いこともあり、防火区画が天井面と変則的に取り合っています
この様な場合は、化粧板を上手く加工する必要があります。
裏面にカッターを入れ、天井に合わせで曲げていきます。
バッチリです
明るく広いロフトは、使い勝手がとても良さそうです!
2階の天井内(ロフトの床)には、防火区画が造作されています
その中に煙突をしっかり固定します。
2階まで煙突が下りてきました!
2階の床(1階の天井)に同様の固定を行い、煙突が1階に下りてきました!
このタイミングで、工事車両用の駐車場より搬入です!
道を横断して・・・、
お次は石畳の上を移動です
無事にリビングへ運び入れました!
煙突を接続して、設置が完了です!
薪ストーブは前回に引き続き、デンマーク製 スキャン社 アンデルセン8 です。
操作が簡単でメンテナンス性に優れる薪ストーブです
機能的な木製サッシが特徴の建築です!
設計・施工:でんホーム株式会社
福岡県北九州市の既設住宅で、薪ストーブの設置工事を行いました!
先ずは、1階リビングの天井に穴を開けます
それから、2階ベットルームの天井に穴を開けます
更に、屋根に穴を開けます
すると、家の中が穴だらけになりました
しかしご安心下さい、これは防火区画として法令の重要な造作作業なのです。
不燃材を貼りこみ、小屋裏に煙突が露出しないようにしなければなりません。
画して、出来あがった防火区画に煙突を固定します
煙突の鉛直を出し・・・、
雨仕舞い金物を取り付けて行きます。
道中、煙突は2階床の防火区画内で固定します
1階天井に煙突が下りてきたところで、約900mmのオフセットです!
さて、薪ストーブ本体の搬入ですが、今回も階段が立ちはだかります
しかし、難無くリビングまで搬入!
メカ好きな男の子は興味深々です
設置が完了しました
その後、取り扱い説明を行い、薪ストーブに火が入りました
お仕事の途中で抜けて来たご主人と、ご近所さんも集まり、英語・スペイン語・日本語が飛び交う
賑やかな火入れとなりました
福岡県福岡市で薪ストーブの設置工事を行いました!
先ずは天井の開口です
その頃、手配していた足場屋さんが到着
見る見る足場が3階の屋根まで立ち上がります
今回の現場は、3階建てで屋根の勾配は6寸勾配!
足場が無いと到底安全な作業はできません
安全な足場が確保されたところで、瓦の解体開始です!
防火区画の造作後、煙突を固定します。
瓦を復旧すると、屋根の雨仕舞い工事が完了です
さて次は薪ストーブの搬入ですが・・・、足場から見た玄関までのアプローチです
曲がりくねった階段が、一気に3階の玄関まで続きます
でも安心してください、そんな現場には、久々に登場のクローラーが大活躍ですよ
長い階段もなんのその、楽にしかも安全に重量物を運び上げます
振動に弱い部品は取り外していたので、炉台の上で組み立てです。
オプションのアッシュリップを取り付け・・・、
完成したのは、ノルウェー ヨツール社の最新モデル F305です!
愛嬌のある佇まいと、特徴的なドアのデザインが・・・、
往年のホンダの名車、HONDA Z を思い出させるのは、私の世代だけでしょうか?
愛称「水中メガネ」、やっぱり似てる!!
出典:本田技研工業カタログより